産後クライシスは終わらない?大変な時期を上手に乗り越えましょう
産後クライシスとは何か知っていますか?
出産後から2 - 3年ほどの間に、夫婦仲が悪化するという現象
引用元:Wikipedia
出産後に夫婦仲が悪くなることって昔からあるのですが、どうらかというと産後ブルーだったり育児ノイローゼという女性に向けた言葉がピックアップされることが多いんですよね。
産後クライシスという言葉は2012年9月にHNKの情報番組『あさイチ』が特集で取り上げてそこから話題になりました。

産後クライシスは終わらない?|原因はどうしてなってしまうの?
産後クライシスってどんなものなんでしょう?
そして、どうしてなってしまうのでしょうか。
私もそうかも?!不安になってしまいますよね。
「産後クライシス」は、さまざまな要因によって複合的に引き起こされる。ホルモンバランス、体調不良、子育てに対する不安、ライフスタイルの変化など、心身両面でのさまざまな原因によって引き起こされている。
引用元:Wikipedia
そうです。
産後クライシスはまず、あなたのせいではなく、心身面の色んな原因で引き起こされていたんですね。

産後クライシスは誰にでも起きうるんだと分かって、ここからはじゃあどうやって上手に乗り越えていったらいいのかを考えましょう。
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産後クライシスは終わらない?|女性と男性では思考回路から違う生き物です
産後にママは赤ちゃんのお世話を四六時中して、ろくに睡眠も取れずに大変で気持ちがしんどくなることもしょっちゅうですよね。
同じ事の繰り返しの毎日に、赤ちゃんは可愛いけれど手が足りない。
自分も心身共に疲れ切っちゃって…なんてことも。
そんな時に旦那さんがお仕事から帰宅すればもちろん「話を聞いてもらいたい」「手伝ってもらいたい」となりますよね。
なのに旦那さんに「で?答えは?」「泣いてるよ、黙らせて」「仕事の飲み会だから仕方ないだろ?」なんて言われたらめっちゃ怒りが溢れて落ち込んだりしませんか?
女性は赤ちゃんが出来ると母性も段々育ってくるし、赤ちゃんを守ろうという気持ちも湧いてくるので、赤ちゃん中心の生活になります。
まず一言、「大丈夫?」と言って欲しかったり、「今日はどうだった?」と言ってくれるだけでいいんですよね。
ですが「俺は疲れてる」と、俺俺を最初に口走ったり、で?と結論を先に聞かれたりして、さもこちらにもいけないところがあったようなジャッジの仕方で言ってこられると話しにくいなぁ…って思ったことはないですか?

男性の脳の作りからしても、生活態度からしても、ママの思うような言葉や行動がもらえなかったりしがちです。
女性は「今日はどうだった?うんうん、そうなんだね。(時系列で話されたことを相づちよく聞いてくれて)そっか~。」が欲しい。
そうやって時系列で話すことによって、心が安心するんですよね。
それに、ぶっちゃけ、言わなくてもやってよ、って思いませんか?
黙らせてじゃなくて、あなたの子供でもあるんだから気付いたんならあなたがあやしてよ。普段見てないと何で泣いてるか分かんないんでしょ?となりますよね。
うんちの時はママの方に連れてくるとか、違うでしょ?どんなときも面倒を見るのが育児だし、疲れてるのはあなただけじゃない~って思うと思います。
少なからず、私ならそう思っちゃいます。
でも男性って、結婚しても子供が生まれても自分の体に変化が起きないことが多いんですよね。
結婚しても大半は(状況に寄りますが)自分側にお嫁さんが来るスタンスがスタンダード。
妊娠も出産も痛いことはありません。パパが自分から赤ちゃんを面倒みたくてしょうがないって場合以外は、なかなか実感は湧きにくいと思うんです。
どんなパパになるのかは、パパが赤ちゃんだったときや生まれつきといった、育てられ方や環境因子と、男性脳も関わっています。
途中で話の腰を折らないで聞いて欲しい
なので産後クライシス回避の一つとして、旦那さんはママの話に途中で突っ込まないことです。
“ママが”聞いて欲しいので、旦那さんの納得が必要な場面では無いんです。
寄り添って支えることが大事なこの時期は、ただ聞くだけでいいんですよね。
何か高価なものが欲しいとか思っていません。
ちょっと手伝って、少し休ませてって思ってるんです。
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産後クライシスは終わらない?|女性は負の感情を引きずりやすいもの
男性が楽観的でいつまでたっても子供みたいな感じなのに、女性は悲しいとか怖いとかいった負の感情を引きずりやすいと言われています。
女性の脳は、「怖い」「ひどい」「つらい」などのストレスを伴う感情が起こるとき、そのストレス信号が男性脳の何十倍も強く働き、何百倍も長く残るようにできている
引用元:ムーニー公式 人工知能研究者、脳科学コメンテーター黒川 伊保子先生
女性は、先ほども書いたように、母性が備わっていて、それが段々と子供を守らないと、という気持ちになっていきます。
なので、悲しみの方向性の負の感情が起こった経験は、もう次回はそれを避けたいので強く残ってしまうんです。
この気持ちを乗り越えるためにいいのは、共感してもらうこと。
共感って人の心を大きく動かしますよね。
例えば映画だったり、ママの子育てのお話しだったり、ママ会でのおしゃべりやインスタの中でのおしゃべりでも共感で楽になるとこあると思います。
男性は楽観的で女性はどうしても昔の事が忘れられずにいつまでたっても言ってしまうのは、脳の仕組みのせいなんですよね。
産後クライシスは終わらない?|察して動いて欲しいけれど男性はそれが苦手です
もういい大人なんだから、言われなくても察して動いてよ。
ごもっともで、私もそう思ってました。
言わなければ何にもやらない。言えばやるって、自分で考える事ってできないの?
ですよね。
女性って、実は気が利くとか1見れば10わかっちゃって先の展開が読めるって脳の作りからしてそういう所があるんです。
男性は逆です。
なかなか思ったことを言葉にすることが苦手だったりします。
何かと何かを一緒にやる(マルチタスクをこなす)ってことも苦手です。
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産後クライシスは終わらない?|パパって家庭の変化ってよく分かっていないのかも?
1言えば10先まで予測が出来たり、一度にいくつもの事を同時にしてしまう女性陣に比べたら
パパって赤ちゃんがいる生活に慣れるのにかなりの時間が必要なんです。
普段から自分の身に振ってきた問題だけを結構な楽観ぶりで済ましてしまう男性陣。
旦那様の性格にもよりますが、子供と遊ぶのは上手だけれど、お世話や教育的な発言に関してはあまりしないということも。
育児は制限無く繰り返しタスクが降りかかってくる(基本的生活習慣)ので、そのルーティンを理解するのはちょっと時間が掛かるかもしれませんね。
このご時世でパパ教室が延期になったりで経験するチャンスが減って悲しいですよね。
パパにも育児や子育てをこういうものだと教えてあげるつもりで、やって欲しいことははっきり伝えるのがいいかもしれないですね。
育児への巻き込み感は“これってこうやるんだよ、楽しいよやってみて”感覚で
パパが思ったように動かないことは分かったけれど、もう少し動いて欲しい。
そうなんですよね。
まず、なんで赤ちゃんも育てて守らないといけない私が大きな子供の世話もしないといけないのか?って思っちゃいますよね。
本当によくわかるんですよ。
ですが、産後クライシスは一時的なものとされています。
気持ちが失せてしまう前に、ちょっと一息つけるのならば
旦那さんに素敵なパパになってもらうための誘導をしてもいいかもしれません。
男性の「楽しいこと大好き!」という発想と「頼りになる!」と言うと喜ぶのを利用して
若干ゲーム感覚で育児の毎日ルーティンを伝えられたらいいですね。
結構おだてに弱かったり、楽しいことにすぐ向かって行っちゃうとこってあると思うので
そういう所から巻き込み感で関わりを持ってもらってもいいですね。
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産後クライシスは終わらない?大変な時期を上手に乗り越えましょう
お付き合いをして結婚したときは好きだったけれど
赤ちゃんが出来てから段々冷めていった…という状況は誰しも起こりうると思うんです。
旦那さんがどんなイクメンパパでも、産後クライシスって状況が重なってなっちゃうんですよね。
この産後クライシス=身近に起こる危機を乗り越えていけたらいいですね。
男性って色んなことがいっぺんにできない所あるしすぐ答えを求める。
察して動くとか出来ないし色々楽天的に思い過ぎっ!!ってとこあると知って
共感はママ友やお母さんに振りつつ、乗り越えていきましょう。

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