【アンサングシンデレラ4話感想】ネタバレ。薬局事務が自由に想いを綴ります
こんにちは！ami_lier（あみりえ）です。
とある調剤薬局で事務をしています。
アンサングシンデレラ病院薬剤師の処方箋は漫画が原作になっていて
石原さとみさん演じる葵みどりの活躍する医療系ドラマです。
普段、薬剤師の先生とお仕事をさせて頂いているので気になってしょうがないドラマなんです！
第4話のゲストは伊武雅刀さん、久保田紗友さん、 菅原大吉さん、宮田早苗さんでした。
今回は薬剤師の羽倉龍之介と医師であるお父様の“グータッチ”で繋ぐ親子の物語と
葵がよく行く中華料理屋『娘娘亭』のおじいちゃんが末期がんという、家族の物語の２つがメインになっています。
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ダブルチェックは調剤薬局事務でもよくします
薬剤部で薬剤師の皆さんがお薬を用意している場面で、ダブルチェックという言葉が聞こえてきましたね。
薬局事務の間でも常にダブルチェックをしています。
特にレセプト作業では、チェックを念入りにしながら作成していきます。
薬剤師さんの補助業務をする時も、錠剤のピッキングなどでもチェックは行われます。
いずれにせよ患者さんの口に入るものですから慎重に何度もチェックをしているんですよ。
ダブルチェックはつきものです。
レセプトとは？
では一体レセプトとは何でしょうか？
レセプト業務とは、組合健保や協会けんぽ、市区町村などの健康保険の保険者に診療報酬を請求する業務のことを指します。「レセプト」とは、保険者に請求する診療報酬明細書のことです。
「診療報酬」とは、診療に要した費用のことで、診療報酬点数表に基づいて点数で算出されます。「医療費」は診療報酬点数から1点＝10円として金額で算出されます。
日本では国民皆保険制度により、加入者が診察を受けるときは最大で医療費の3割を患者が負担し、残りの7割は健康保険組合などを運営する保険者が負担する仕組みとなっています。
医療機関としての収入は、患者が窓口で支払っている医療費だけで成り立っているわけではありません。収入をしっかりと確保するためには、残りの7割を保険者に対して別途請求する必要があるのです。この、保険者に残りの7割の医療費を請求する業務がレセプト業務です。医療機関としての収入を支える仕事となるため、重要視されています。
引用元：ユーキャン
点数の算出もそうですし、レセプトの提出に於いてもダブルチェックは薬剤師、事務共に重要になってきます。
アンサングシンデレラ第１話の感想はこちら↓
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【アンサングシンデレラ4話感想】薬剤師は医者の奴隷なのか？
「 薬剤師は医者の奴隷だ 」こんな衝撃的なセリフが出てきます。
羽倉龍一を演じた菅原大吉さんが息子に浴びせる言葉です。
羽倉龍一は脳神経外科のお医者様で茨木の羽倉病院の院長という立場であり、薬剤師の羽倉龍之介の父です。
“龍之介は出来が悪く羽倉家の恥”と言ってしまった事で2人の親子関係に亀裂が入ってしまっています。
幼い時から医者の父が患者を救う姿に憧れと誇りを抱き、医師を目指してきた龍之介でしたが
留年の末に医師を諦め、薬剤師の道へ進みます。
確かに、薬剤師さんではなく、薬が患者を救うのかもしれません。
それにお医者様が処方しないとお薬は出せないわけで…。
ですが、薬剤師さんはお薬のプロですよね。
葵が羽倉（ハク）にこう言います。
「医者を諦め薬剤師を目指した時、違う形でも患者さんの為に何かできることをしたいって考えたからじゃないの？」
薬剤師さんの知識やチェック、疑義照会。
患者さんの為になっているんです。
最後に父の病の原因を突き止め、和解した龍之介。
幼少期から忘れることのない親子の絆のグータッチに感動です！
見逃した方はぜひFODで見てみてくださいね。
お薬の副作用や多剤服用防止のためにもお薬手帳を持つといい
ドラマの中で、羽倉龍一が自分でお薬を服用するうちに多剤服用になっている場面がありました。
奥さんが細かく手作りのお薬手帳を書いていらして
それが解決への大きなヒントになっていましたね。
事務は処方箋をただ入力しているようですが、副作用といったお薬の情報も見ています。
患者さんにお渡しするものの中に薬剤情報提供書があります。
関連リンク：お薬の説明とお渡し｜日本調剤
こういったものも薬局事務が印刷しています。
薬剤師さんが効能効果や副作用などを分かっていらっしゃるので、画像が抜け落ちていたら貼ったり、新しく入庫した薬を印刷に反映させたりもします。
調剤薬局事務に興味のある方も楽しめるドラマですね。
