【アンサングシンデレラ1話】調剤薬局事務が体験談から自由に話してみます
こんにちは!ami_lierです。
ブロガーをしている傍ら、調剤薬局事務としてお仕事もしています。
先週放送開始した“アンサングシンデレラ”は、病院薬剤師の葵みどりを石原さとみさんが演じる感動の医療系ドラマです。
個人的にもすごく楽しかった第一回の放送でした!
今回は調剤薬局事務の私が勝手にアンサングシンデレラの感想を語ってみたいと思います。
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【アンサングシンデレラ1話】疑義照会ってそんなに多いの~?
ドラマが始まって少しすると、葵が医師に疑義照会しに行く場面がありました。
疑義照会って知っていますか?
薬剤師は、その知識・経験や患者さまの薬剤服用歴などから、患者さまの生命や健康上のリスクの発生について、未然に防ぐ役割を担っています。『処方せん中に疑わしい点(疑義)がある場合は、発行した医師等に問い合わせて確かめること (照会)ができるまで調剤してはならない。』これは法律で定められた薬剤師の義務です。(薬剤師法第24条)
引用元:日本調剤
薬剤師さんが医師から出された処方箋をチェックし、疑わしい部分を確認して確かめます。
そうやってチェックすることで患者さんに正しい処方のお薬が渡るんですね。
ドラマでは、その枚数がどのくらいあるのか?という場面がありました。
お薬は何段階ものチェックを受けて患者さんの手に渡り、健康に役立っているのだなと感じています。
この疑義照会された処方箋は、薬剤師さんのコメントと共に処理します。
医師への問い合わせは薬剤師さんが行いますが、処方箋の最終的な処理は私たちの仕事です。
【アンサングシンデレラ1話】調剤室ではピッキングやお薬の並ぶ場面がありました
ドラマでは何度も調剤室の場面が映ります。
アンサングシンデレラは病院薬剤師のお話なので院外薬局とは違うのですが
見慣れた風景だと思った調剤薬局事務さんも多いのでは?
処方箋に沿って順番に錠剤をピッキングする。( 錠剤を取る )
粉薬を分包機で作る。
薬剤師さんが液剤を作られるのを見る事もあるかもしれませんね。
患者さん一人一人のお薬を順に並べて監査をする。
事務はそのお薬に沿える薬袋や薬情を作ったり、印鑑を押したりしますね。
桜井ユキさん演じる薬学部主任、刈谷奈緒子。
超速で印鑑押してて笑えます。
薬袋って知っていますか?
“やくたい”って読むんです。
お薬が入っている袋の事です。
この薬袋には記載されなければいけない情報が薬剤師法で決まっています。
1.患者氏名
2.用法・用量
3.調剤年月日
4.調剤した薬局または病院、診療所などの名称及び所在地
5.調剤した薬剤師の名前
普段当たり前の様に受け取っているお薬にも決まりがあって
こうやって作られているんですね。
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【アンサングシンデレラ1話】お薬の名前も沢山出てきます
ドラマの中では【 カロナール 】など、聞いたことのあるお薬から薬剤師さんや医師しか素人目にはわからない名前の薬まで登場します。
私は今小児科の近くにいるので、そういった患者さんに向けてのお薬が身近ですね。
内科系や整形など、科によっても置いている薬が違ったり
ドラマに出てくる規模の病院では扱う種類も必然的に多くなりますね。
いつも処方箋とにらめっこしている私は「 あっ!聞いたことある。 」
などといちいち思いながら見れました(笑)
処方箋に乗ってくるお薬の名前も色々な書き方があって、一般名で書かれている物をいわば商品名に置き換えたりしながら
レセコン(レセプトコンピューター)で入力していきます。
用法、用量、点数を取りながら入れていきます。
その時に色んなお薬を目にするので、事務でも少し専門知識が高まっちゃいますよ!
【アンサングシンデレラ1話】あのコーヒーのスリーブが気になっています
ちょっと薬局事務目線からは離れてしまうけれど…。
葵が元気がない時にベテラン薬剤師の荒神さんがコーヒーを出してくれるシーンがあるんです。
その時にちょっと見えるんですが、“ 荒神スリーブ ”になってたんですよ。
スリーブというのは、テイクアウト用のカップに付いている、上の写真で言うと茶色い部分なんです。
ここに書かれてた荒神似顔絵イラストがめちゃ可愛いです。
見逃した方は、見逃し配信でよーく見て見つけてくださいねっ。
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